1. ロクタク湖の概要

ロクタク湖は、インド北東部で最大の淡水湖です。しかし、ただの大きな湖ではありません。
この湖の最大の特徴は、「フムディ(Phumdis)」と呼ばれる、土壌や植物、有機物が堆積してできた「浮かぶ島」が点在していることです。上空から見ると、緑色の円盤が水面にいくつも浮かんでいるような、幻想的な光景が広がっています。
2. 絶対に見逃せない見どころ
【世界唯一の「浮かぶ国立公園」】
ロクタク湖の南端には、キーブル・ラムジャオ国立公園(Keibul Lamjao National Park)があります。ここは世界で唯一の「水上に浮かぶ国立公園」として知られています。
【絶滅危惧種「サンガイ」との出会い】
この公園は、マニプールの象徴であり、絶滅危惧種であるサンガイ(Sangai)というシカの唯一の生息地です。フムディの上を軽やかに移動する姿から「踊るシカ」とも呼ばれており、野生のサンガイに出会えるのは世界でここだけです。

【センブラ島からのパノラマ】
湖の中にあるセンブラ島(Sendra Island)の丘の上からは、迷路のように広がるフムディと青い湖面を一望できます。夕暮れ時は、空の色が湖面に反射し、言葉を失うほどの美しさです。
【ボートで「浮かぶ島」を間近で体感!】
ロクタク湖を本当に「体感」したいなら、ボートでのクルージングは絶対に外せません。
ボートの種類は地元漁師が操る伝統的な木製ボートとエンジンボートで選べます。

3. 地域への貢献
人々の暮らしを支える「母なる湖」ロクタク湖は、単なる観光地ではなく、地元の人々の生活基盤そのものです。
【水産業の拠点】
周辺に住む何千人もの漁師が、この湖で伝統的な漁を行い、生計を立てています。

【ユニークな住居】
フムディの上には、実際に人が住んでいる「浮かぶ小屋」もあり、湖と共に生きる独特の文化が息づいています。
【電力と農業】
湖の水は発電や周辺地域の灌漑にも利用されており、マニプール州の経済を支える重要なエネルギー源となっています。
4. ロクタク湖周辺のグルメ情報
ロクタク湖周辺でのグルメ情報は、この旅をより深く楽しむための重要なエッセンスですよね!湖周辺のグルメスポットを簡単に紹介します。
【湖上の「フローティング・レストラン」】
フムディ(浮かぶ島)の上に建てられた簡易レストランLoktak Ema Floting Restaurantで食事が楽しめます。椅子やダイニングテーブルが竹で作られており、素朴な空間をかもし出しています。地元の漁師が獲ったばかりの新鮮な魚を使った料理が提供しています。湖を吹き抜ける風を感じながら食事ができます。まさに「浮かぶ島で食べる」という唯一無二の体験です。
【センブラ・リゾート内の「Sangai Café」】

少し落ち着いて、清潔な環境で食事をしたい場合は、センブラ島の高台にある「Sendra Park and Resort by The Classic」内のカフェがおすすめ。マニプール伝統料理のほか、インド料理や中華料理も提供しています。窓やテラス席からロクタク湖のパノラマビューを一望できるため、景色もご馳走の一部です。

【モイラン(Moirang)の街中】
湖から少し離れたモイランの街には、地元の人に愛される小さなお店(Eatery)が並んでいます。
R4 Cafeというモイランにある比較的知られたカフェはで、軽食やコーヒーで一息つくのに最適です。地元の食堂は決して豪華ではありませんが、炊きたてのご飯と数種類のおかずがセットになった「マニプリ・ターリー」を安価で楽しめます。
5.ロクタク湖へのアクセス方法
ロクタク湖への旅は、マニプール州の州都インパール(Imphal)を拠点にするのが一般的です。
1. 日本やインド主要都市からインパールへ
まずは空路でインパール国際空港(IMF/ビール・ティケンドラジット国際空港)を目指します。インパール空港は、インド主要都市から毎日直行便が運行しています。デリーからのフライトは2.5〜3時間ほどです。

2. インパール市内からロクタク湖へ
インパール中心部からロクタク湖(センブラ島付近)までは、南へ約50kmの距離にあります。
【タクシー】
ロクタク湖への最も一般的で快適な方法です。所要時間は約1.5時間。1日チャーターして、周辺の国立公園も一緒に回るのが効率的です。
【シェアタクシー / バス】
地元の公共交通機関を利用する場合は、インパールの「Moirang(モイラン)」行きに乗車します。モイランからはオートリキシャで湖まで数分です。
💡出発前に必ず確認‼️💡
ロクタク湖へのアクセスと許可証ロクタク湖へ向かう前に、最も注意すべきなのが「入域許可証(RAP/PAP)」です。
マニプール州は現在、外国人の立ち入りに厳しい制限を設けています。
かつてはこの許可証なしでも入域できましたが、現在は事前にオンラインでこの許可証を申請(e-FRRO)、取得することが必須です。インパール空港に到着してからでは遅いため、必ず出発の数週間前までにインド政府のe-FRROポータルから申請を済ませてください。
また、現地では州内の情勢により、予告なく移動制限がかかる場合があります。現地の旅行代理店や宿泊予定のホテルなどと密に連絡を取り、安全なルートを確認することをお勧めします。
↓ロクタク湖を運営管轄しているLoktak Development Authorityのホームページです。
一度は訪れたい!神秘の湖ロクタク湖は、自然の驚異と人間の営みが絶妙なバランスで共存している場所です。インドの一般的な観光ルートからは少し外れますが、そこにはわざわざ足を運ぶ価値のある、手つかずの絶景が待っています。

【おまけ…】
ロクタク湖にはたくさん葦が生えていますが、マニプールではこの葦を活用した伝統工芸(バッグや籠)が盛んです。




↑のような感じですが、サイズはもう一回り大きなものもあります。シンプルですが、なかなかお洒落ですよね。以下はそんなアジアな感じの雑貨が手に入るオンラインショップです!是非覗いてみてくださいね

